経営者の良きアドバイザーとして、経営者と協力して利益を生み出すのが税理士の仕事です。私たちの最も大きな強みは、数字の意味をアドバイスすることができることでしょうか。
会社はしゃべることができませんが、貸借対照表を通じて黒字にしてくれと訴えています。会社が黒字になれば、納税を通じて国家にも貢献することもできます。税金を払わないとダメですよというと、たいがい社長に嫌われますが、存続している会社は過去に税金を払っている会社であるというのも事実なのです。赤字は誰も幸せにしません。赤字に鈍感な税理士は関与先企業をつぶすことになります。
近年は、赤字会社の割合が７０％を超え破綻する企業も多発しております。経営者になれる人というのは生まれつきみたいのものがあります。経営者に向いている人、向いていない人というのはあるだろうと思っております。
商売をするにはアゲンストの風が吹いておりますが、中小・零細企業がつぶれて経営者として生きていくべき人がいなくなるというのは会社的損失のようなものです。ですから、事業再生のアドバイスも我々の仕事です。社長の精神安定剤でありたいと考えています。

昭和２８年　　８月　埼玉県生まれ
昭和５１年　　３月　東洋大学経営学部卒業
昭和６３年　１１月　税理士登録
平成　５年　　１月　民間会社、会計事務所勤務を経て開業
平成　７年　　４月　中小企業診断士登録、現在に至る

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